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import java.awt.*; import java.awt.event.*; import java.awt.image.*; class game0613 extends Frame{ PixelGrabber pg; Color col; Image img; int w=500; int h=500; int red,green,blue; int pix[]=new int[w*h]; int memor[][]=new int[h][w]; int memog[][]=new int[h][w]; int memob[][]=new int[h][w]; int girlr[][]=new int[h][w]; int girlg[][]=new int[h][w]; int girlb[][]=new int[h][w]; int mr[][]=new int[h][w]; int mg[][]=new int[h][w]; int mb[][]=new int[h][w]; int rgb[][]=new int[h][w]; int j; int mx,nx,m,n; int m1,n1,m2,n2; int ex,ey; int mode; double b1,b2,c1,c2; String s1,s2,s3,s4; game0613(){ s1="shinoda.jpg"; catchimg(s1); for (mx=0;mx h;mx++){ for (nx=0;nx w;nx++){ girlr[mx][nx]=memor[mx][nx]; girlg[mx][nx]=memog[mx][nx]; girlb[mx][nx]=memob[mx][nx]; } } s2="5099.png"; catchimg(s2); for (mx=0;mx h;mx++){ for (nx=0;nx w;nx++){ j=0; if(memor[mx][nx] 50)j=j+1; if(memog[mx][nx] 50)j=j+1; if(memob[mx][nx] 50)j=j+1; if(j==3)rgb[mx][nx]=100; } } } public static void main(String[] args) { game0613 f = new game0613(); f.setSize(700,700); f.setBackground(Color.blue) ; f.setVisible(true); f.addWindowListener(new WindowAdapter(){public void windowClosing(WindowEvent e){System.exit(0);}}); } public void paint( Graphics g ) { g.setColor(Color.blue); g.fillRect(0,0,700,700); mx=1; nx=1; for (mx=0;mx h;mx++){ for (nx=0;nx w;nx++){ g.setColor(new Color(girlr[mx][nx],girlg[mx][nx],girlb[mx][nx])); g.fillRect(nx,mx,1,1); } } for (mx=0;mx h;mx++){ for (nx=0;nx w;nx++){ g.setColor(new Color(memor[mx][nx],memog[mx][nx],memob[mx][nx])); if (rgb[mx][nx] 50)g.fillRect(nx,mx,1,1); } } } void catchimg(String s){ img = createImage(w,h); img = Toolkit.getDefaultToolkit().getImage(s); pg = new PixelGrabber(img,0,0,w,h,pix,0,w); try{pg.grabPixels();}catch(InterruptedException ie){} m=0; n=0; for(int i=0;i w*h;i++){ int p = pix[i]; col=new Color(pix[i]); red=col.getRed(); green=col.getGreen(); blue=col.getBlue(); memor[m][n]=red; memog[m][n]=green; memob[m][n]=blue; n=n+1; if (n==w)m=m+1; if (n==w)n=0; } } }
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極 真極 名前 [ホワイト☆]ゴーストウィザード (ほわいと ごーすとうぃざーど) セリフ 極 「感謝ならいつもしてるんだけどね」 真極 解説 亡霊と化した魔法使い。「ウィザード」は、数いる魔法使いの中でも、賢明で魔法を善なることに行使する者と云われている。 レアリティ 必要法力 攻 防 知 極 UR 38 15700 15700 15700 真極 術式名 属性 MAX Lv 効果 専:男の香り! 風 12 味方単体の攻防アップ お邪魔戦術式 発動率 攻撃力アップ 中 備考: ※このカードは、同じカードとの進化によって、(UR)【真極】になり、攻知バランスタイプのパラメータになります。
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class game{ x number[][]=new Array(); y number[][]=new Array(); play_a(b1 number) number{ var u1,u2,sxs number; sxs=1; u1=this.x[1][b1]; u2=this.x[2][b1]; if(u2 u1)sxs=2; return sxs; } play_b(a1 number) number{ var u1,u2,sxs number; sxs=1; u1=this.y[a1][1]; u2=this.y[a1][2]; if(u2 u1)sxs=2; return sxs; } } var x=new Array(); var y=new Array(); function sample() { for(s=1;s 3;s++){ x[s]=new Array(); y[s]=new Array(); } x[1][1]=500; x[1][2]=-8000; x[2][1]=6400; x[2][2]=-800; y[1][1]=500; y[1][2]=6400; y[2][1]=-8000; y[2][2]=-800; s=1; var sub=new game(); sub.y=y; n=sub.play_b(s); var sub2=new game(); sub2.x=x; m=sub2.play_a(n); if(s==m)alert(m); s=2; var sub3=new game(); sub3.y=y; n=sub3.play_b(s); var sub4=new game(); sub4.x=x; m=sub4.play_a(n); if(s==m)alert(m); }
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ウィザードリィ 狂王の試練場 ウィザードリィ ストーリーオブリルガミン 機種:FC,SFC,GBC 作曲者:羽田健太郎 編曲者:大野木宣幸(FC) 開発元:ゲームスタジオ(FC),Gung-Ho!(*1)(SFC,GBC),ローカス(GBC) 発売元:アスキー(FC,GBC),メディアファクトリー(SFC) 発売年:1987(FC),1999(SFC),2001(GBC) 概要 世界三大RPGの一角であるウィザードリィのシナリオ1のファミコン移植作。 遠藤雅伸氏率いるゲームスタジオが移植を手掛け、インターフェイスをファミコン向けに改良。 またBGMの作曲に有名作曲家の羽田健太郎氏、モンスターグラフィック・イメージイラストに末弥純氏を起用した。 上記の要素は原作者にも絶賛され、日本における「ウィザードリィ」のイメージを確立した作品となった。 後にスーパーファミコンで『ストーリーオブリルガミン』(*2)、ゲームボーイカラーで追加要素を含めたアレンジ移植版が発売された。 PCエンジン CD-ROM²版の収録曲については『ウィザードリィI・II』を参照。 サウンドテストの入り方(GBC版):町外れで中断をして、メッセージが出たら十字キーを上・下・右・左の順に押す。 収録曲(サウンドトラック順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 オープニング・テーマ 作曲:羽田健太郎編曲:大野木宣幸(FC) タイトル画面 オープニング66位ゲーム未収録236位(サントラ)1980年代100位 城 リルガミン城 ギルガメッシュの酒場 ギルガメッシュの酒場 冒険者の宿 冒険者の宿 ゲーム未収録180位(サントラ) ボルタック商店 ボルタック商店 カント寺院 カント寺院 町はずれ 町はずれ ゲームボーイ237位町曲205位 地下迷宮 ダンジョン キャンプ キャンプ 戦闘 通常戦闘 第1回ファミコン46位第2回ファミコン80位 全滅 全滅 ワードナ ワードナ戦 任務完了 エンディング SFC以降追加曲(曲名は暫定) ストーリーオブリルガミン SFC版総合タイトル~シナリオ選択各シナリオオープニングのメドレー アイテム入手1 イベントアイテム入手 アイテム入手2 イベントアイテム入手 アイテム入手3 イベントアイテム入手 ブルーリボン ブルーリボン入手 地下迷宮最下層 ダンジョン地下10階地下迷宮のアレンジGBC版では未使用 ワードナの魔除け ワードナ撃破~魔除け入手 GBC追加曲(曲名は暫定) モンスター配備センター ハイニンジャ戦、クリア後:宝物庫モンスター戦 宝物庫の門番 クリア後:宝物庫前モンスター戦 サウンドトラック ウィ・ラヴ・ウィザードリィ シンセサイザーによる演奏。ゲーム原音は未収録。 アポロン ゲームミュージックBOX ~メモリアル・サウンド・オブ・ウィザードリィ~[GAME SOUND LEGEND SERIES] 上記の復刻CD-BOX。
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8-537 何処とも知れぬ深い闇の中――無数の『鏡』の浮かぶ空間に、一人の少女が佇んでいた。 それらの中に映るのは、迷宮を探索する者。或いはそれを妨害せんとする魔物の類。 ひとしきり眺め終えると、少女は軽く手を振って一枚の『鏡』を呼び寄せる。 他の『鏡』に比べて一際豪華なそれは、内側から黄金色の光を放つ。 否、この光は『鏡』の中に捕えられた巨大な鳥から溢れ出す生命(プラーナ)そのもの。 零れた光は少女に間断なく注がれ、刻一刻と力を増していく。 「さすがは霊獣『黄金のコンドル』――まるでプラーナの塊だわ。 今の私ならそこらの魔王、いいえ、お姉さまにだって対抗できる!」 少女の名はニー=クラリス。かつて“金色の魔王”ルー=サイファーの眷属だったエミュレイターである。 「『あの方』から授かったこの力さえあれば、時期裏界皇帝は私のもの。 世界の劣化どころか、世界という世界を迷宮に書き換えてあげる!」 少女の宣言と共に、迷宮は拡大する。 ……全世界を飲み込むまで、残り約4日。 #風来のシレンより「黄金のコンドル」、鏡の迷宮のグランギニョルよりニー=クラリスを投入してみる。 #やっぱり不思議のダンジョンといえばシレンでしょう! #SSとかほとんど書いたこと無いから文が荒いのは勘弁…… 8-539 ダンジョンの奥深く…神秘性と機械的な雰囲気が同居したような階層の続く場所にその部屋はあった。 その部屋が存在する階はそんな中では機械性が強いところであったが壁と頑なに閉ざされた扉によってフロアと 頑丈に隔離されたその部屋の中だけは対照的に… 壁からは神秘性のある光がこぼれ部屋全体を照らしていた。 そして、その神秘性をさらに強調するように…部屋の中央にはクリスタルが光を放ち回転していた。 と、何者かがクリスタルの前に立ちクリスタルに影が差す。 クリスタルの前に立ったそれの姿は正気の人間なら等しくこういうだろう… なんとおぞましく…禍々しい…そして…醜い… クリスタルを前に醜い姿のそれは幽鬼のように…呪詛を読み上げるように呟く。 「力ダ……コノ力があれバ……今の俺なラ……忌々しい黄色い鳥やモーグリ……そしテ…… 姿を変えテ自分を偽っているだケの俺自身などニ……負けハしない!!!」 負の念を巻き散らかすかのように咆哮する異形。だが、すぐに我に返ったように 再びクリスタルの方へと顔を向け、呟きを再開する。 「ダガ…この程度でハ足りない……全てを……ハカイ……ハカイ……破壊するには…… 満足などできるはずがない……もっとだ…… モット……力を……そのために……広がれ……ダンジョンよ……」 「キキキッ!」 部屋に新たに嘲笑するような笑い声が響く声がした方にいたのは黄色い体色に角を持った子悪魔…… ベビーデビルと呼ばれるインプ種最上位に位置するモンスターであった。 「ダンジョンが広がれば広がるほどクリスタルへの力の供給は増え、その力を糧としグラスゴス様は さらに進化する!キキキッ!」 「力だ……チカラ……チカラ……」 ベビーデビルを気にも留めず……異空間へと接続されたこのダンジョンの主…… グラスゴスZはただチカラとだけ呟き続けた。 一方、部屋の扉の前……その空間が突如歪み、そこから現れる物があった。 それは青き体に力強き瞳を持った竜。竜は一瞬目を瞑るとそれだけで全てを悟ったようにうなり、 口を開いた…… 「時……いや、時空さえも乱れている……これは……面倒なことをしてくれたものだ…… このダンジョンと時がズレたダンジョン、そして異界のダンジョンを強制的に繋げるとは…… だが、それだけならまだいいだろう……これを行った存在は目的のためダンジョンを手っ取り早く広げることのみに 執心しているようだ……そのせいで雪山にいるかつてのクルクルの残り香が再びこのダンジョンへと 舞い戻ってしまった……そして、これを行った存在がダンジョンを広げれば広げるほどクリスタルの力は増し グラスゴスは力を増す……いや、このまま力が供給され続ければダンジョン自体が兵器としての本来の機能を 取り戻しかねない……このまま……」 言葉を切る竜。だが、しばらくして再び口を開く。 「今はただ、時の番人としてこの時を見守るとしよう…… だが、この時をもっと見たくするようなものが現れたのならその時は……」 そこで口を閉じると竜は再び空間を歪めその中へと姿を消した…… とりあえずチョコボの不思議なダンジョン2から…ワリと大それた感じにした割にあんま先考えてないわけだが… 8-542 あるものは言う。このダンジョンは強力な何かが作り出したものだ、と。 またあるものは言う。いや、この奥には強力なマジックアイテムがあり、それを守るためのダンジョンだと。 そして、またあるものが言う。いや、このダンジョン事態が1つの生き物なのだ、と。 結論は誰にも分らない。今までヌシだと思われていたものが倒してみたら外れだったなんて例もあるくらいだ。 いつしかここを攻略している者たちの結論は一つにまとまった。 最下層へ。そこに真実がある。 8-543 て言うかさ、無理にオチをつけんでも良い気はする。 無限に続く不思議なダンジョン。そこに潜る冒険者たちの奇妙な交流って感じでいいんじゃね? と、言うわけで。 夜見トオルは割と義理がたい性格であった。恩人の頼みとあらば無視はできない程度には。 「よろしくねトオルくん!」 「何で俺が…」 トオルは目の前の、怪しげな機械をつけた少女に愚痴をこぼしながら愛用の箒を取り出した。 「うわ。ほんとーに何も無いところから取り出した。すごいね」 少女は素直にそれに驚く。それを見てトオルは確信する。目の前の少女はウィザードでは無いと。 それが更にトオルの疑問を深める。 「なあ、えっと…」 悩んでいても答えは分からない。トオルは意を決して尋ねることにした。 「タマキだよ。こんごともよろしくー。で、何?」 「ああ、タマキさん、なんでアンタ、パール=クールと一緒にいるんだ?」 そう、この少女は魔王と行動を共にしていた。しかも裏界でも7本の指に入ると言われる大魔王と。 その問いにタマキは少し悩む素振りを見せたあと、あっけらかんと答える。 「う~ん、強いて言うなら…合体事故?」 「なんだそりゃ…?」 怪しげなダンジョンが現れた。もしかしたら世界の危機かも知れない。 そんな話を聞いてはいた。だが、今の自分には世界よりユリの方が大事だ。と、言うわけで無視を決め込んでいたのだが。 「パールちゃんのめーれーよ!すぐに来なさい!」 そんな電話を受けて、このダンジョンにやってきたのはついさっき。そして、パールちゃんの新しいしたぼくよ!とタマキを紹介された。 そしてパーティーを組んで一緒に戦うことになったのだが。 「いやーちょーこーさまってDARK属性なせいか燃費が洒落になんなくてね。余計な仲魔呼べないんだわ。 で、ちょーこーさまに聞いてみたら、人間の知り合いがいるって聞いてさ。呼んでもらったの」 「はた迷惑な…」 やれやれとばかりにトオルは頭を振る。 恩人でもある“超公”パール=クールはこの手のはた迷惑な行動をよくやる。本人にはそういう自覚が無いだけにすごく厄介だ。 「それにしてもトオルくん…」 「ん、なに?このマントは呪われてるから外せないってだけだが」 先回りして一番よく突っ込まれるところに応える。だが、タマキの疑問は別のものだった。 「なんかさ…悪魔の力を感じるよ。もしかして、悪魔と合体でもした?」 「ああ、そっちか…」 戦闘形態ではない、本来の夜見トオルの姿の状態で見破られるとは思っていなかったが。 そこは伊達にダンジョンハックするような子じゃないってことなんだろう。 「ああ、俺は魔王の力を得た“落し子”だからな。合体もしたと言えばした」 「ふ~ん。そっか…」 「なんだ?どうした?」 トオルの話を聞いてタマキが少しだけ、暗い顔をする。だがすぐに笑顔を取り戻し、言った。 「ううん。何でも無い。さ、いこ!ちょーこーさま待ちくたびれてるだろ~し!」 「あ、おい待てよ!」 さっさと駆け出す少女を、トオルは慌てて追いかけた。 「…まいったな。ノモスでのこと、思い出しちゃったよ…」 零れてくる涙を拭き取りながら、タマキが小さな声で呟いた。かつて、悪魔と合体した仲間のことを思い出して。 8-544 一方その頃、オープンダイス王国や神聖魔神同盟は、何時も通りだった。 暗黒不思議学園や東迷宮県、ダイナマイト帝国も代わりが無かった。 すなわち、 処刑をし、 パンが無いのでお菓子を食べ、 授業をし、 猫耳であり、 迷宮を掘りぬいていた。 そして、ネフィリム・コーポレーションとハグルマと金輪産業とミリテクとミツハマとその他色々な大企業が、鎬を削っていた。 8-548 ダンジョンの一室 何もない部屋にどこからともなく声が響いてくる 「ふむ、時空間全てが歪んでおるな。 ゆえに朕が存在しておるわけだが」 依然どこにいるのか分からずに声のみが響く 「まあいい、とりあえずこの事態を楽しもうではないか人間達よ」 いや、よく見ると部屋の中心に縦に線が走っている 「陳の名は珍龍 空転と花丸と二次元と低迷と酩酊と浮動のラジアン」 その叫びとともに一本の線が子供の落書きのような龍に変化した 「朕の願いはただ一つ、本編に出ること! 人間達よ恐れぬならばかかってこい!」 ここに一つ強敵が(見た目は冗談だが)誕生した 「ムキャーーーーーーーーーッ!!」 ラジアータストーリーよりラジアンなんかギャグがほしそうだったので一匹追加 やっぱSSって難しいな 8-553 ダンジョン上層部で、“先代鍛冶王”ヴェールンドが営業を始めていた。 面白がった織田上総介信長が乗り込んできて、自分以外の織田信長に出くわすのはもう直ぐだった。 どうも、信長だけでパーティーが組めるらしかった。 …… …… …… そして、この迷宮の何処かで、災厄王が逃げ惑い、迷宮化を振り撒き続けているのです。 多分。 ダンジョン上層部で、“先代鍛冶王”ヴェールンドが営業を始めていた。 面白がった織田上総介信長が乗り込んできて、自分以外の織田信長に出くわすのはもう直ぐだった。 どうも、信長だけでパーティーが組めるらしかった。 …… …… …… そして、この迷宮の何処かで、災厄王が逃げ惑い、迷宮化を振り撒き続けているのです。 多分。 8-554 「ああ、畜生。どうなってやがるんだここの構造は!」 「マッピングが無意味だな……。上に行ったかと思ったら下だったとか、冗談キツすぎるぜ……ん?」 「どうした?」 「いや……何か……聞こえない、か?」 「何か?何がだ?」 「ターイラー……」 それは深淵より響く声。 「ターザンメ……」 長き年月をその身に刻んだ声。 「ウォウアリフ……」 ただ人の身でありながら神への道程を駆け上った人間の声!! 「イェーター!!」 呪文が結すると同時にあふれ出た超・高熱の光は哀れな冒険者を全て呑み込み、蒸発させた。 呪文の名はティルトウェイト。 異世界で起きた核熱のエネルギーを開いたゲートからぶつける、メイジが扱う最高威力の魔法である。 「ふん。ワシの庭に入り込んだネズミの多いこと……ん?」 老人が辺りを見まわし、何かを把握したかのように頷いた。 「……コズミックキューブが、また別の場所とつないだか?これは……忙しくなりそうじゃな」 まずは己の庭がどこと繋がったかを見定める必要がある。 そう呟くと、ワードナは酸素マスクをかぶり直し、ウィングブーツに包まれた足で歩み出した。全裸で。 8-559 アナイアス山麓のダンジョンにすむ偉大なる魔導師グレイロードは、ダンジョンから世界の歪みを感じ取っていた。 そして、弟子であるセロンという黒髪の青年を呼び出した。 「我が師グレイロード、このダンジョンに異変を感じ取ったのですが、一体何が起きたのでしょうか?」 「セロンも気づいたか、このダンジョンが異界と繋がってしまったようだ。 よって、お前に調査を頼む。今回はお前一人で行かなくてはならない。」 「わかっています。勇者達の協力を得られないのは残念ですが、 彼らはすでに旅立ってしまってますからね。」 「うむ、セロンよ、異変の原因を突き止め異変を止めることを私は信じているぞ。」 「ありがとうございますグレイロード。必ず原因を突き止めてきます。」 こうしてセロンは単身異界と交わったダンジョンへと進み始めた。 ダンジョンといえばダンマスということで入れてみた。 キャラクター セロン スキル ファイター、ニンジャ、プリースト、ウイザード 全てマスタークラス (セロンズクエストをクリアしてるのでマスター) 今回は同行する勇者がいないので、仲間は現地調達(死体を蘇生も可) 8-564 ちょっと乗ってみる。 桂言葉 園崎詩音 芙蓉楓@リレー 「どうなされたんですか?ベール=ゼファーさん」 ここはフォージ・アースにいくつかあるベールの一つ屋敷だ。 彼女の支配下にあるウィザードとベールが互いに連絡を取りあう 場所である。 「きたのね。」 玉座に座ったベールはしもべに向かって言った。しもべの名は桂言葉。 生首をかかえてふらふらしているのを見つけて、おもしろそうだから 自分の手下の一人にした。魔法によって腐敗が止まった生首を自分の彼氏だと言い張って いる。魔王であるベールにとってこういう破滅的な人間は何よりの好物だった。人の心の 闇に入り、人を操る。まさに魔王冥利につきる。 「各世界を結ぶ巨大な迷宮が現れたの。各勢力の動きとダンジョンの様子を調べてきて ちょうだい。」 「申し訳ありません。今日は誠君とデートの約束があるんです。」 「そんなの、後にしなさい。」 「誠君との約束を破るわけにはいきません。」 「わかったわ。じゃあ、埋め合わせに、クリスマスは休暇あげるから。」 「クリスマス・・・・・・、二人っきりで。私たち本当の恋人になれるんですね。」 「じゃあ、そういうわけでいきなさい。」 「わかりました。」 「そうね、一応、ダンジョンだからあなただけど少し不安ね。」 そう言ってベールは指を鳴らした。そうするとどこからともなく二人のウィザードが 現れた。 「キュンキュン」 「カラカラカラ(鍋をかき回す音)」 「言葉、この二人をつれてゆきなさい。」 「はい。待ってください誠君」 こうして三人のベールのしもべたちはダンジョンへ向かった。 ベールは思った。「人選間違えたかも。」 8-584 オリジナルで申し訳ないが、そもそも舞台が半分オリジナルなんで勘弁してくださいちょっと状況動かしますよっと。 ダンジョンの最奥。皆の望むものの眠る間の前で、突如異変が起きた。 時空が歪み、ねじ曲がり、やがてその歪みは裂け目となって―――あるものを吐き出す。 「それ」は少女だった。輝きのない色素の抜けた灰色の髪、簡素な貫頭衣に身を包む、10に届くかどうかの年頃の少女。 彼女はダンジョンの奥に眠るものを茫洋とした瞳で見て、踵を反してぺたぺたと歩きだす。 ダンジョンに踏み入ったものを導くために。そして―――誰も幸せにできない不出来な自分の本体を破壊してもらうために。 ダンジョンの皆が奪い合う何かの分身がうろうろしてる模様。 これを捕まえると最短ルートで辿り着けます。意思薄弱・あまり話さない素直クールキャラ。 他のチームが仮に先に着いてもこの子がいないと起動しません。 それ以外のことは特に考えてないので、好きに決めちゃってください。名前とか、初遭遇とか、語尾とか。 そもそもルール的にこの展開がウザかったらスルーでお願いします。 8-585 ――時間は少し巻き戻る。 斉堂一狼らウィザードに敗れ、裏界にてベール=ゼファーの逆鱗に触れ、 頼みの綱のルー=サイファーにまで見捨てられた今、ニー=クラリスは消滅の危機を迎えようとしていた。 ベルの魔力が今まさに振るわれんとしたその時。 『お前の望みを言え……。どんな望みも叶えてやろう!』 魂に直接響くような声に、しかし彼女は縋り付く。 (私の願い、それは――!) * * * * * * * * * * * * * * * * * かくて取引は成り、彼女は存在を繋ぎとめ、同時に力を手に入れた。 見つけた者の願いを叶えるという霊獣、『黄金のコンドル』を鏡に封じて。 力の対価は、『鏡』の探索能力で世界のどこかに眠る5つの欠片を探すこと。 ならば、世界の全てを『鏡』で見通せる自分の領域――『迷宮』に閉じ込めてしまえばいい。 「冥魔だろうが何だろうが関係ないわ。全ての魔王を見返して、現世も裏界も私のものになるの。 この『迷宮皇帝』ニー=クラリス様のものにね!」 また少し、迷宮の拡大が加速する。 ……全世界を飲み込むまで、残り約3日。 #出した手前、少し方向を収束させてみます。クラリスは『あの方』=エンディヴィエの手駒です。 #もっとも、本人にその自覚はありません。彼女の目的は次期裏界皇帝になること。 #黄金のコンドル=「大いなるもの」を助け出せば世界の迷宮化は止まる、なんてどーですか? #完全に元に戻すにはエンディヴィエが開いた『異世界への扉』を破壊する、とか。 8-588 真女神転生ifクロス プスプスと煙を上げる、巨大なモンスター。巨大なカマキリを思わせるその姿。 かつてとある風来人の手で倒されたそれは、エンディヴィエの手で蘇り…そして今また倒された。 優秀な悪魔召喚師と凶悪な魔王、そして1人の落し子の手で。 「やりましたねちょーこーさま!」 「と~ぜんよ!この程度、このあたしにかかればど~ってことないわ!」 (この2人…強い!) 夜見トオルは勝ってはしゃぐ2人を見ていた。 このモンスターは恐るべき力を持っていた。このパーティーでも苦戦するだろうくらいには。 だが、彼らは危なげなく勝利した。それは、パール=クールの強力な魔法で戦闘が長引かなかったと言うのもある。 だが、一番の要因は…もう1人、タマキの活躍だ。 タマキは魔法は使えない。持っている刀も銃も恐ろしく強力なものだが、だがそれだけだ。 タマキの最大の武器、それは… 「トオルくん!右からくるよ!」 「うお!?」 とっさに箒を右に構えた瞬間に、巨大な鎌が箒にぶち当たり、トオルは吹き飛ばされる。 ガードした上からでも強力な一撃は、トオルに大ダメージを与えた。防御していなかったら死んでいたかも知れない。 「大丈夫?さっき渡した宝玉で回復しといて!」 「あ、ああ!」 懐からタマキから渡された玉を取り出して、握りつぶす。魔力がトオルに流れ込んで、一気にトオルの傷を癒す。 「くらえ!」 タマキが懐から黄金色に輝く拳銃を取り出して、モンスターの顔面に発砲する。それはわずかにモンスターの顔面を傷つけ… 「グア!?」 破裂して強力な光を発しモンスターをショック状態に落とす! 「今です!」 そう言いながらタマキが振り向いた瞬間… 「くらいなさい!」 絶妙のタイミングでパールの魔法が完成する! モンスターを荒れ狂う雷のドームがおおう。その雷撃をショック状態のモンスターはよけることができずに中心で食らった。 そして、雷がやんだとき…そこには消しズミと化したモンスターの残骸が残っているだけだった。 タマキの最大の武器、それは的確な指示を出す、司令塔としての力。幾多の悪魔の協力を受けてノモスを突破するうちに身についた能力だ。 「いや~トオル君がいてくれたおかげで楽に勝てたよ。あたしとちょーこーさまだけだったらもっと苦戦してた」 「いや、俺、あんたらほど強くないから、むしろ足手まといじゃないか?」 トオルが正直な感想を口にする。パールの実力はいわずもがなだが、それを従えるタマキもトオルよりも強かった。 「う~ん。こっちとしてはアイテムが使えるパートナーってだけで十分ありがたいんだけどね。なにより…」 タマキがトオルをじっと見つめる。 「…トオルくん、守りたいものがあるでしょ?だから、きっと強くなれるよ。あたしなんかよりもね」 ぎょっとする。ユリのことは話していない。 「…なんで」 「う~ん。トオルくんってさ、率先して戦ってくれるじゃん?あたしらに任せといてもいいのに、危険を顧みないで。それがなんか自分を強くしよ~って感じだった」 言葉を失う。元々アタッカーの自分が前に出るのはいつものことだ。だが、確かに優秀な戦士でもあるタマキがいる現状では必要ないと言えば無い。 「…良く見てるんだな」 「サマナーは観察力が命だからね」 タマキは笑って答える。そして、その後真顔になって言う。 「…これだけは覚えておいて」 「なんだ?」 「トオル君は守りたいものを守れるために力を求めてる。それを絶対忘れないで。じゃないと、いつか悪魔の力に飲み込まれちゃうかも知れないから」 その表情はどこか泣きそうな顔で… 「…ああ、分かったよ。肝に銘じておく」 「…そ、良かった」 「ちょっと~いつまで話してんのよ!」 「あ~っと、ごめんなさい。ちょーこーさま。じゃ、さっさと行きましょうか」 そして、3人は歩き出す。更なる奥へと向かって。 「ぱ、パール=クール…」 ニー=クラリスは鏡でその様子を見て震えだした。ルーやベルに正面から歯向かう、歯向かえるほどの大魔王を見て。 かつて、下級侵魔だった頃、いつも感じていた恐怖が蘇る。魔王に仕えながら、いつ消されるのかとおびえていた記憶。 「な、何とかしないと!」 そう言うと鏡を取り出す。 「い、行きなさいパール!パール=クールを倒してきなさい!」 その言葉を受けて、パールの姿を模した、劣化コピーが無数にタマキたちへと向かう。 「だ、大丈夫。あれだけいれば、あれだけ…」 そして、いつまでもやまない震え続ける。ガタガタと、ガタガタと… ← Prev Next →
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月衣(カグヤ)(Kaguya, Lunar Robe)とは、ウィザードたちが持つ、世界結界を中和する能力。 一種の結界のようなもの。 常識を遮る能力 これをまとっていると、一般人の攻撃が通じない。 「宇宙には酸素が無い」「海底では水圧により活動できない」などの科学的常識もスルーできるいろんな意味で非常識な力。 月衣の隙間 月衣と世界結界の隙間に、物をしまうことが出来たりする。 武器や防具(服)、マジックアイテムなどを格納するのが一般的だが、おむすびや水筒、救急箱、炊飯器などを入れておく者も稀にいる。 でも人間をしまうことは出来ない(原作で明言されている!)…が、動物はしまう事が出来る。
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GAME23(07/10/11~07/10/16) vipclick_uljp01656.jpg 10/11 19 14 GAME23開始! 認証変化でハンガリー猛ダッシュ! 前回GAME22は日本が余裕の優勝!惨敗したハンガリーが追いかけてくる中、まずは1位に躍り出るがその差はわずか! 2日目10/12朝 07 36、認証変化で事態が急変。3~4文字と簡単な認証になった瞬間ハンガリーが猛加速!分速25万を叩き出す。 日本大ピンチ! chart_top3.jpg 10/12 19 00のグラフ 徐々に引き離されていく ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ここに来てメンテたんのターン!第2回3カ国合同ねとらじ開催! 日本のペースは依然一定なのだが、ハンガリーの加速に追いつけず、3日目10/13には2位転落、ほぼ1日で1億2千万Clickもの差を付けられてしまう…。そして日本が必死の追い上げを続ける中、ここに来てメンテナンスのターン! 10/14には3カ国にとって記念すべき、第二回三カ国合同ねとらじ開催!! メンテナンス中のこともあり、3カ国で大いに盛り上がり大成功!イアン、空気読み過ぎ! 第二回三カ国合同ねとらじのページ 1665.jpg ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ようやくメンテ終了!間に合うか日本!? 10/15 18 28、ようやくメンテナンス終了&ゲーム再開!!すでにゲーム終了予定期間が迫る中、1億2千万click差をつめようとなんとか頑張る日本チーム。そして10/16 00 23、認証変化で各国減速!! 逆転するならここしかない!! だがほのかのプラネット不足で砲台がうまく回らず、日本苦戦!!18 35-18 45には再びサーバーメンテナンス、 そして… ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 10/16 21 24、ゲーム終了!! 最後まで日本チャンスをつかめず終了! hanocha5684.jpg ※ GAME23の情報解析 日本、またもや三連勝ならず!! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 三連勝ならず、日本ハンガリーに完敗! GAME23の優勝はハンガリー! そして2位は日本。3位には台湾。 GAME23は、序盤で大きな差がつき、さらに久々の長期メンテナンス期間により、逆転のチャンスをつかめず終わった。改めてゲーム序盤の重要性を思い知らされた回となった。日本の敗因としては、ほのか他動がプラネット不足でうまく回らなかったことがあげられる。本スレでの過疎もすすみ、チーム増員が切実に求められている。以前暗黒時代から奇跡の復活を遂げた日本、再び再生の時が求められている!! 次章GAME24 に続く! 状況・実況(抜粋) ※ GAME23ヘッドライン ※ GAME23の状況・実況全ログ 1667.jpg おまけ クリックTシャツキター! 1666.jpg
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import java.awt.*; import java.awt.event.*; class game0423 extends Frame implements Runnable{ double x,y,z; double rx,ry; double x1,x2,x3,y1,y2,y3; double px[][][]=new double[2][2][2]; double py[][][]=new double[2][2][2]; int m1,m2,m3; int t; public static void main(String [] args) { Frame f=new game0423(); f.setTitle("game0423"); f.setSize(700,700); f.setBackground(Color.yellow); f.setVisible(true); } game0423(){ Thread th=new Thread(this); th.start(); addWindowListener(new stopwin()); } class stopwin extends WindowAdapter{ public void windowClosing(WindowEvent we){System.exit(0);} } public void run(){ t=0; while(t 10){ for (m1=0;m1 2;m1++){ for (m2=0;m2 2;m2++){ for (m3=0;m3 2;m3++){ x=10*t+100+m1*100; y=10*t+100+m2*100; z=10*t+100+m3*100; rot(x,y,z); px[m1][m2][m3]=rx; py[m1][m2][m3]=ry; } } } repaint(); try{ Thread.sleep(1000); }catch(InterruptedException e){} t=t+1; } repaint(); } public void paint(Graphics g){ int gx1,gy1,gx2,gy2,gx3,gy3,gx4,gy4; int xx[]=new int[4]; int yy[]=new int[4]; xx[0]=seekgx(px[0][0][0]); yy[0]=seekgy(py[0][0][0]); xx[1]=seekgx(px[1][0][0]); yy[1]=seekgy(py[1][0][0]); xx[2]=seekgx(px[1][1][0]); yy[2]=seekgy(py[1][1][0]); xx[3]=seekgx(px[0][1][0]); yy[3]=seekgy(py[0][1][0]); g.drawPolygon(xx,yy,4); xx[0]=seekgx(px[0][0][1]); yy[0]=seekgy(py[0][0][1]); xx[1]=seekgx(px[1][0][1]); yy[1]=seekgy(py[1][0][1]); xx[2]=seekgx(px[1][1][1]); yy[2]=seekgy(py[1][1][1]); xx[3]=seekgx(px[0][1][1]); yy[3]=seekgy(py[0][1][1]); g.drawPolygon(xx,yy,4); } public int seekgx(double x){ return (int)(100+x); } public int seekgy(double y){ return (int)(400-y); } public void rot(double x,double y,double z){ double theta,phi; double a1,a2,a3,a4; theta = -40*Math.PI/180; phi=60*Math.PI/180; a1=Math.cos(theta); a2=Math.sin(theta); a3=Math.cos(phi); a4=Math.sin(phi); rx=-a2*x+a1*y; ry=-a1*a4*x-a2*a3*y+a4*z; } }
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拝啓 遠い昔にお空の向こうに行ってしまったご先祖様。 わたくしも色々な場所に行った経験があるのでありますが、こんな事態は初めてでどうしたらいいかわかりません。 「お前、初めて見る」 「わ、わたくしもあなたに会うのははじめてであります。初めて同士でありますな」 「……可愛い」 「はい?」 「可愛い子、抱きしめる。私も幸せ。キュウ」 「いえいやあのキュウって、ちょっと待ってほしいでありますよーっ!?」 ここがどこなのかを確認する間もなく、意外と大きな胸に挟まれて窒息しかけているこの状況を何とかする方法を、今すぐわたくしに届けてください。電波で。 *** 「吸血鬼。ヴァンパイア。カインの使徒。 呼び方なんてどうでもいいがネ、そういうものがいるとするなラ、彼らは非常に可哀想な生き物だと思わないかネ?」 誰にともなくそう語るのは、『東の狂人』。 彼はいつもと変わらない含みのある笑顔を浮かべながら、言葉を続ける。 「ニンニクが食べられないかラ、太陽が浴びられないかラ、十字架に触れば死んでしまうかラ。 どれも違うヨ。彼らには最大にして最悪の弱点が存在すル」 血のように赤いフルボディの注がれたグラスをくるりと回し、言葉は続く。 「それは『人間がいなければ生きていけない』という点サ。 彼らは自分達がエサとする人間の血がなければ生きていけなイ。生まれてから死ぬまデ、一定期間にエサの血を摂取しなければ生きることすらかなわなイ。 その生き方ハ、まるで先天性の重病を背負った人間が一生薬を飲まなければならないのと変わらなイ。 そんな状態で不老不死なんて与えられたラ、私ならすぐにでも太陽を浴びて死にたくなるところだと言いたいネ!」 クツクツとした笑い声。 まるで、今までの自分の発言が全て笑い飛ばせる戯言である、とでも言うように。 「もっとモ、今回の『吸血鬼』は本当に人間の血を必要としているようには見えないんだがネ」 *** 「これで17人目なんだってなー、まったく何やってんだよ。 この島は平和な時は退屈で人が殺せるくらいに平和だっつーのに、平和じゃない時は人が死に続けるくらい平和じゃねーってぇのな! 色々とあだ名持ってる連中は多いが、今度の『吸血鬼』クンはまた派手なデビューを飾ってんなぁ。 つーかむしろあだ名しかないのってジョップリンのヤツくらいだと思ってたが、『吸血鬼』の野郎はアレと並ぶことでも考えてんのかね? ヒャハハハハハハ! どう思うよ、クズ!」 「『吸血鬼』が男か女かもわかってないわけだがな」 白いワゴンにもたれかかった金髪女と、がっしりとした男がそんな会話をしていた。 金髪の女は、この島唯一の「DJ」。 そんな彼女と話している男は「自警団の番犬」。 彼らが話をしているのは、この『島』で最近起きている連続殺人のことについてだ。 金髪の女が、クズと呼んだ番犬に、やはり笑いながら話しかける。 「なんだ? クズは『吸血鬼』が女な方がいいってか? ヒハハ、この真性マゾ野郎。そういうこと言ってっと毛布ん中で噛みつくぜ」 「……まだ陽も高いうちから何を言ってる」 「しかしアレだな、『吸血鬼』ってヤツは風情がねぇな。 そもそも吸っただけで殺しちまうくらい大量に血を奪うなんざ、よっぽど腹ペコなのかね! その空きっ腹に大量のニンニクぶち込んでやったら死ぬのかねあぁいう連中は?」 そんな、女の意味のない問いに、男は本当にどうでもよさげに答える。 「さあな。どっちにしろ、俺のやることは一つしかない」 「ヒャハハハハハハ! それもそうだ、お前みたいなクズ野郎にできることなんざ一つしかないってのな!」 男の言葉に、女は心底楽しげに笑った。 *** おかしな『島』の中にある、おかしな連中の集まるラーメン屋。 そこには今、虹色の頭の男と銀髪のゴスロリ少女が隣の席でラーメンをすすっていた。 「な、竹さんのラーメンは絶品だろ?」 「隼人の言ったとおりでありますなっ! ニンニクラーメンチャーシュー抜きがこんなにおいしいものだとは……!」 「戌井、今すぐその子にチャーシュー返せ。でなきゃ出てけ」 「ひでぇ! 俺今日は支払いの時に今までのツケ一緒に払おうと思ってたのに!」 「ツケだけ置いてさっさと出てけ」 「さらに容赦なくなった!」 困ったね、と言わんばかりにぺちんと虹色頭の男は自分の額を叩く。 そんな彼から目線を外し、このラーメン屋の店主・通称竹さんが迷惑な常連客の連れてきた少女に話しかける。 「にしても、見ない顔だな。お前さん最近この島に来たのか?」 「初めてお目にかかるでありますよ。わたくしノーチェと申す者であります。 今は西と東の境目で、日がな一日占い師やって生計立ててるのでありますよ」 戌井に奪われたチャーシューを返してもらいながらノーチェが言った言葉に、竹さんは眉をしかめる。 「占い師ねぇ……病院といい占い師といい、ここ最近これまで『島』になかった職業が増えてくな。 どっちも生計立てられるような仕事なのか? 特にお前さんはトロそうだからな、売り上げを襲われそうな気がするんだが」 「病院のことはよくわからないでありますが、わたくしこれでも逃げ足には自信がありましてな。 今日は、隼人が占いしたお礼にいいところに連れていってくれると言ったのでついてきたのでありますよ」 「いや、それはダメだろう」 「俺もそう思う」 「隼人までっ!?」 *** 東区画、ある路地裏。 死体の発見報告を聞いて、スペイン系の伊達男とプロレスラーのような体格のつり目の大男―――『東の護衛部隊』のうちの2人が現場に到着していた。 ふむ、と色男が死体を見て一言。 「俺、男の死体をじっくり見る趣味はないんだけど」 「そんな奴がいるなら目の前からフランケンシュタイナーで消してやる」 「ゲ。あんなアクロバティックな技もできんの?」 「お前の体で試してやろうか?」 「冗談。お前の太ももに挟まれるくらいなら頭ブチ抜いて死んだ方がマシだ」 もちろん、愛すべき女の子がしてくれるなら俺はどんなことでも受け入れるけどね、と色男。 そんな軽口に苛立たしげに舌打ちしながら、大男が死体の首筋を覗き込む。 そこにあるのは二つの小さな傷跡。 それは、ここ最近島内で起きている連続殺人で殺された死体たちと同じ特徴だ。 首筋に二つの小さな傷跡、そして体のほとんどの血液が奪われるという殺され方。 日常的に人の死ぬこの島において、その死に方は非常に珍しい―――というよりも、ほぼ見られない死に方だ。 銃で撃たれた死体、刃物で切られた死体、鈍器で潰された死体、関節がねじくれた死体、薬漬けの死体などは珍しくないが、血が抜き取られた死体などそうはない。 まるで殺すのが目的よりも、別の目的があって結果的に死んでしまった、というような。 だからこそ、この事件の犯人は『吸血鬼』というあだ名で呼ばれているのだった。 「確かに『吸血鬼』ヤロウの仕業みたいだな。 ―――見てて気持ちのいいモンでもねぇ、さっさと死体処理屋に任せるか」 「オイオイ、死体処理屋じゃなくて医者だろ?」 「ウチの隊長に初対面で『ナースなメイド服着てわたしの天使になってくれないか』とか言う性格破綻者は医者とは言わねぇ」 言いながら、彼はその性格破綻者に向けて連絡をとるために携帯を取り出した。 *** 「つまりですね、事件なわけですよ!」 「……はぁ」 ノーチェは、いきなり彼女の出している店の前までやって来てそう宣言した少女に面食らった。 少女の顔はかなり整っており、可愛らしい、と言っても差し支えない。その隣にいる顔の似た少年は頭を抱えている。 その2人をじっくりと見比べた後、ノーチェは少女の方に顔を向けて尋ね返す。 「で、何が事件なんでありますか?」 「何を言っているんです。今この島で一番の話題と言えば『吸血鬼』の事件に決まってるじゃありませんか!」 「えぇと……それで、その事件がどうかしたのでありますか?」 当然と言えば当然のその質問に、少女―――シャーロットは答えた。 「吸血鬼と言えば不思議! 魔法とかそんな感じの生き物でニンニクとか十字架とか太陽がダメなはずです! えぇと、そんなわけで占い師とかいう不思議な職業をしてるあなたは吸血鬼なはずで太陽が苦手ですよね!?」 「姉さん、今真昼なんだけど……」 「お日様燦々でありますなー」 沈黙。 「え、えぇっと……そう! ニンニク、ニンニクはお嫌いですよねっ!?」 「この間、ラーメン屋さんでニンニクラーメンチャーシュー抜きを食べてましたよね?」 「あぁ、あそこのラーメンおいしいでありますな」 さらに沈黙。 「ふ、ふふふふふ。いいでしょうこれは私への挑戦と受け取りました! いつか必ずあなたが吸血鬼であると証明してみせましょう、私の名にかけて!」 「姉さん、また何か変なものに影響されたね……?」 そして去っていく姉弟を見ながら、一人取り残されたノーチェは呟いた。 「うーん……凄い方でありましたなぁ。わたくしも気をつけねば」 *** 西区画、幹部の私室。 「―――『吸血鬼』については、何かわかった?」 「すまない」 自身の「影」である「忠犬」にそう告げた彼女は、しかし彼から望んでいた答えを返してもらえずに少し不満げに眉を寄せる。 「太飛からも情報が得られないというのは、流石に異常な事態ね。 何か見落としていることでもあるのかしら。誠一、あなたは何か気づいたことは?」 「……少し、思ったことがある」 珍しい、と思いながら彼女はその言葉をさえぎらない。 「影」は発言を許可されたと考え、言葉を続けた。 「やはり、普通に殺すのならば血液を抜くのは時間がかかりすぎる。 手段と時間はもちろんのこと、両陣営の手の入らない場所を確保してまでそんなことをする必要性がわからない」 「わからない、というのが思ったこと?」 「殺すのが目的ならば、そこまで時間をかける必要はない」 その言葉に、西区画の幹部であるところの彼女は眉をひそめる。 「―――もしかして『吸血鬼』の仕業だ、なんて馬鹿なことを考えているの?」 「そうでないとするなら、『殺すこと』が目的ではないのだと思う。 奪った血を目的とするのが吸血鬼だとするなら、案外死体でも目的なのかもしれないな」 もっとも、この島では集めようと思えば死体なんていくらでも手に入るんだが、と皮肉気に笑いながら「影」は言った。 *** 「大丈夫でありますかー? ねぇ、大丈夫でありますかってば」 倒れているのは、成人に少し届かないくらいに見える少女。 その少女に、ノーチェはぺちぺちとほっぺたを叩いて覚醒を促す。 「もう大丈夫でありますから、そろそろ起きてほしいのでありますよー……」 ノーチェは、背後からはがいじめにされて襲われている少女を発見。助けようと駆け寄ると、襲っていた相手は逃げてしまったのだ。 ぐったりとしているものの、外傷のない少女を起こして安全なところまで送り届けようと思っていたノーチェは、少女に語りかける。 その時だ。 バルルルルルルrrrr…… 遠くから、何かのうなりが近づいてくるのが聞こえる。 まるでエンジン音のようだが、それは上の方から聞こえてくる。 この島で車に乗って移動するものはいるが、さすがに空飛ぶ車なんて非常識なものを持っていた人間はいなかったはずだ。 なんだろう、とノーチェが上に視線を向けると――― ―――ビルの屋上から木の板を斬りつけて減速しながら、両手に一本ずつのチェーンソーを持った非常識な女性が降りてくるところだった。 彼女はまるで「猫」のように、しなやかに空中で一回転しながら音も立てずに着地し、ノーチェの鼻先に激しく回転を続けるチェーンソーを突きつける。 いきなりの事態にぴぃっ!? となにやら可愛らしい悲鳴を上げるノーチェに、チェーンソーの爆音にも関わらず女性は話しかける。 「アハハッ、ねえねえ貴方美咲に何してるの? 何してたの? もしかして血を採ろうとしてたっ? ねえねえねえねえ答えてよ、答えてください。貴方がこの島に来た『吸血鬼』なの? 美咲も襲おうとしてたの? 答えてくださいよ!」 「ま、待ってぇぇぇぇええええっ!? わ、わたくしちょうど通りかかったただの占い師でありますからー!」 「すみませーん! 全然聞こえないですよぅ占い師さん!」 「聞こえてる! 絶対聞こえててやってるでありますよねっ!?」 *** 月の下、島の中。 「……そろそろ、潮時というやつですか」 1人。その人物はただ、海を見ていた。 思ったよりも、追求の手が伸びるのは早かった。 さすがは大きな組織の人間だ。もう少し、実験のための材料をそろえたかったのだが。 「―――仕方ありません。規格もそろったことですし、始めましょう」 一陣の風が吹き抜ける。 「赤い、赤い血の夜を」 *** すでに命を失い、体の中身すらもすでに人とはかけ離れたものにされた、『吸血鬼』の生み出した死者の群れが、島を埋め尽くす。 そして―――その事態に動いた者達がいた。 「ハ―――ゾンビ映画は大抵パニックホラーものだから見たことがなかったんだが、いくら殺してもモブが湧いて吹き飛び続けるってのは盛り上がり所がねぇな! うん、俺今度からゾンビ映画も見るよ! んで対処法覚える! 今回くらいしかこんなことは起きないだろうけどな!」 言いながら、2丁拳銃で死者を吹き飛ばす虹色の『狂犬』。 「どうせ、どこかにいるんだろう。このゾンビ共を見てはしゃがないはずもないからな。 ついでに始末する機会ができた、と思っておくとしよう」 死者の群れの向こうに、1人の男の姿を幻視する黒衣の『忠犬』。 「眠い、寝たい。邪魔する、眠れない。お前たち、可愛くない。 だから殺す。壊す」 無表情の中に、珍しく苛立ちを露にする白い白い『眠り姫』。 「島の中で空気を乱す者が死者とはな。目障りだ、もう一度獄卒のところに送ってやろう。 ……まったく。貴様等のようなものが存在していては、愚か者が飛び込んだ時について頭を痛めなくてはならん」 冷静の中に、形容しがたい感情を持て余す若き『西の長』。 「貴方たちは、この島で生きようとしてる人じゃない。この島に生きてる人でもない。 もう死んでる人たちに、この島を荒らされるのは我慢できないので―――私が、止めますね」 凶暴な二つの爪に、エンジンを灯す護衛部隊の隊長の『猫』。 「あーあ、潤も皆も行っちゃったんだし―――出てきなよ、いるんでしょ?」 「……ゴメン。ナズナさんに、あんな連中が触るかもしれないのは我慢できないから、来たよ」 護衛部隊の『刀使い』に呼ばれ、「島」で最高の『殺人鬼』が現れる。 「『洪水は、来る前に逃げろ。それができないなら出来る限り上に逃げろ』か。 一食分の恩義にしては、やけに大きな恩返しがきたね」 廃ビルの屋上から下を見る、『小ネズミ』たちと『鼠の王』。 「言葉が聞こえているはずもない連中と話をするのは馬鹿げたことだとケリーの奴には言われたが、これが俺の流儀なんでな。 一応言うぞ―――全員、落ち着け」 この島における、最強で最高のヒーロー。『番犬』。 そして。 *** 空にかかるのはとろけたような三日月。島を埋め尽くす死者の群れ。 死のニオイに満ちる島の中、そこだけは死者がいない。 そんな場所で、1人月を見上げている人間がいた。まるで、自分にとっては死者の群れが脅威ではないとでもいうように。 ただただ、そいつは月を見る。ふぅ、と軽い溜め息をついた。 そんな、月を見ている人間に街灯を遮る影が差した。 なんだろう、と思ってそちらを見れば、そこには同じく月を見上げる少女がいた。 少女は、月を見上げたままそいつに話しかける。 「いい月夜でありますな。 白いお月様は、わたくし大好きでありますよ」 まるでそれ以外の月は嫌いだとでもいうように。 少女は、あなたはどうでありますか? とたずねながら、目線を月からそいつへと移して続ける。 「ねぇ―――『吸血鬼』さん?」 そいつは、少女の言葉に背筋を凍らせた。 少女の顔には、まるで今宵の月のようにまがまがしくとろけた笑みがある。 *** ナイトウィザード×越佐大橋シリーズ『ごく×ごく(吸血×奪血)』 公開未定! *** 「カン違いされがちなのでありますが。 わたくし―――冤罪を受けて黙ってられるほど、甘くはないのでありますよ?」 ← Prev Next →
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GUID変更 http //www.guidgenerator.com/online-guid-generator.aspx ルート化 http //forum.xda-developers.com/showthread.php?p=40747604 Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\BlueStacks\Guests\Android] "Memory"=dword 00000300 "Kernel"="C \\ProgramData\\BlueStacks\\Android\\kernel.elf" "BootParameters"="noxsave noxsaveopt root=/dev/sda1 SRC=/android DATA=/dev/sdb1 SDCARD=/dev/sdc1 PREBUNDLEDAPPSFS=/dev/sdd1 HOST=WIN GUID= VERSION=0.7.12.896 GlHotAttach=1 OEM=BlueStacks LANG=en_US armApps=true GlMode=1" "Initrd"="C \\ProgramData\\BlueStacks\\Android\\initrd.img" "DisableRobustness"=dword 00000001 60c7037b-83d6-4200-b2b7-d494e651928c 6046639